チームの力を最大限に引き出す、スポーツ現場のコミュニケーション研修
近年、スポーツの指導現場では、選手の成長を支えるコミュニケーションの質が、これまで以上に問われています。単に熱意を伝えるだけではなく、多様な価値観を持つ選手一人ひとりとどう向き合うかが、指導の成果を左右する時代です。
コーチング技術に基づいたこの研修では、選手との信頼関係を築き、主体性を引き出し、チームのパフォーマンスを高めるための関わり方を実践的に学びます。
また、選手だけでなく、保護者・学校関係者・スタッフ・スポンサーなど、チームを取り巻く多様な関係者との信頼構築にも役立つ内容です。
このような課題に直面している方に
- 選手とのコミュニケーションが噛み合わず、指導が伝わりにくい
- 自ら考えて動ける選手を育てたい
- 個性を見極めた指導に自信が持てない
- 保護者やOB、スポンサーとの関係性をもっと良くしたい
研修で得られる効果
- コミュニケーション力が向上し、選手との信頼関係が深まる
- 主体的に行動できる“自走型”の選手育成につながる
- 個性を活かした指導ができるようになる
- チームスタッフや保護者とも良好な関係性が築ける
研修概要
実施形式
対面研修(リアル開催)
- 開催人数:6名〜20名
- 所要時間:2〜4時間(ご希望に応じて調整可能)
オンライン研修(Zoom)
- 開催人数:6名〜12名
- 所要時間:2〜4時間(ご希望に応じて調整可能)
カリキュラム例(4時間構成)
- スポーツ指導におけるコミュニケーションの重要性を理解する
- チームパフォーマンスの良否は、関係性の質に影響をうける
【スポーツコミュニケーションとは】
・選手とチームの力を最大化させる
・選手たちのインテリジェンス(考える力)を高める会話術
・スポーツを通じて、真の人材を育てる為の関わり方
・主体性のある選手と育てるための関わり方
【組織の成功循環モデル】
関係の質⇒思考の質⇒行動の質⇒結果の質
- コミュニケーションは生涯必要な、また活用できる大切な技術
- コミュニケーションは心がけて練習することで必ず上達する(心がけがなければ上達しない)
- 非言語のもつ影響の大きさ
【パフォーマンス向上の鍵】
・潜在能力を上げるよりも、能力発揮の弊害となっているものを排除する方が効果的
・弊害はコミュケーションの劣化によって起こっている場合が多い(演習で実感する)
・「絶対負けるな!」は逆効果の声がけ
主体性を育む「質問」の力
・コミュケーションの質を高めるためのコーチング技術(承認、傾聴、質問)
【承認、傾聴、質問の活用例】
・ひと手間かけるだけで効果を発揮する「承認」
・相手に話させることが「傾聴」の目的(演習)
・「質問」はモデルとなる質問表をつかった演習
目標を活用して人を育てる
・目標を持つことによって生じる変化と効果
・目標に向かう過程で得られるメリットの理解
【目標設定によって成長を促す方法】
・夢、ゴール、目標、目的、ビジョンの意味と使い方
・GROWモデルを基本とした質問の演習
・ハラスメントの類例とスポーツの現場におけるハラスメント発生のリスクを理解する
・アンガーマネジメントを基本とした、上手な叱り方
【ハラスメント防止】
- 「何を言われたか?」より「誰に言われたか?」に起因しやすいハラスメント問題を関係性の質から考える
- 勘違いしやすいハラスメントの事例
【叱り方入門】
- 叱ることのメリット、デメリット
- 感情のコントロール、行動のコントロール
あなたのチームがさらに成長するためのヒントをスポーツ指導者向けコーチングを用いてご提案します。ご要望に応じて、チームスタッフの方々(技術コーチ、トレーナー、栄養士、寮長、など)と一緒にグループコーチングを実施する場合もございます。
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